彫刻の授業
大学の授業でつくっている彫刻を少しすすめてきました。彫刻っていうと木を彫刻刀で彫るみたいなのを想像しますけど,今回やっているのは粘土を盛り付けていくタイプです。今日で一応完成したので,工程を順に振り返ろうと思います。
まずは心棒をつくります。鉄の棒に荒縄で木を結びつけるんです。
そうしたら今度は平面的に粘土を付けていきます。
徐々にいろいろな面からみてつくっていきます。ここまでは滑らかな線ではなくあくまで「面,線」でモチーフをとらえていきます。
そうしたら細部をつくっていきます。細部に目が行くと全体のバランスが失われがちですけれど鳥の目,虫の目ですべてのバランスが整う様につくっていきます。
完成。がんばりました。没頭していると平気で3時間とか経つので時間感覚が...。
良い経験になりました。粘土を手で触るのも心地よくて,楽しい作業でした。リハビリになりました。本当に良い授業だった。2か月あっという間でした。。
月曜日の授業で講評会をやったら壊してしまうそうです。ちょっと残念ですけど,以前に恩師が「完成したところから始まる」って言ってたのでそういうことなのかなと思います。実体が消失しても僕の記憶の中で作品は生き続けるでしょう。俺が死んでも俺は誰かの記憶の中で俺は生き続ける,完全に存在が消えることはない。だからもし俺が死んでもさみしくないよ。思い出してくれればいつでも会えるよ。
遺書みたいになりましたけど,今日は充実していて楽しかったです。昼食はアニメ『スーパーカブ』に影響されて白飯とレトルトの親子丼にしました。タバコも美味しい。晴れてて景色もよくていっぱい写真撮りました。安心して暮らせた記憶を大切にしたいです。