水中花火

双極II型。なんとか命の炎を守っています。疲れた。。

他者に与えること

 ここ1週間ほど,研究室の後輩に対して,質問紙などに関して親身になって教えてあげることがあります。あと,道に迷っていそうな観光客を察知して道を教えてあげることもあります。

 でもこれって自分のためにやっているのでは?って最近思いました。

 後輩に親身になって教えるのは,中途半端に教えると頼りにならなかったと思われそうで自尊感情が下がるのを防ぐためだと思います。僕は自分の資源から生み出されるものは出来る限り相手に与えたいと思うんです。でも,思いを言葉にして相手に伝えるのがとても苦手なので,足りない言葉をいっぱい与えている気がします。必要以上の量で迷惑かも知れないけど足りないよりは良いかなって思って。本来ならほどほどが良いんですけど,その基準が分からないんですよね。なので,伝えたいことはすべて伝えるようにしています。自分がしてほしいことも,相手に伝えたいことも,言葉にしないと伝わらないよね。。いや言葉という形ではなくても察することはできる気はするんですけど。やっぱり言葉で伝えるのが最も正確だと思うんです。

 観光客に道を教えるのは良いことをしてあげたことで自尊感情と生きがいをもたらすためだと認識しています。観光客が多いので,迷っていそうな人で声かけても大丈夫そうな人を第六感で察知して,「道わかりますか?」って話しかけてみます。かれらにとっては道が分かって助かるし僕にとっても人と話す練習になるのでとても良いことだと思うんですけど。

 他者のためにやっていることでも結局自分のためにやってるじゃん,って帰結しちゃいます。そんなわけでもないとは思うんですけど,極端な思考が僕にそんなことを感じさせます。