水中花火

双極II型。なんとか命の炎を守っています。疲れた。。

趣味を持つこと

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 趣味が消えたんですけど写真と読書が辛うじて残っております。それも写真に関しては躁の時じゃないと思うように撮れないし,読書も鬱期は全くできないです。
 前までは多趣味だったんですけどね。。ほとんどが鬱で消えました。でも写真と読書が残っているだけ幸いです。趣味いっぱい持っててよかったです。
 俺の親は俺が小さい頃,勉強する時間が無くなるという理由で時間のかかる趣味を許さない方針でした。油絵やら音楽やらプラモデルやらはあまり許してくれなかったのです。そしてその方針は今思えば半分合ってて半分間違ってた。俺は勉強できたし気晴らしできる趣味もあったから。でもまさか趣味が消えるなんて思わないじゃないですか。絵も描けないんですよ。。もしギターが弾けたら鬱でも楽しめたかも知れない。音楽を演奏する術を持たなかったことは一生の後悔です。最近は少しピアノをはじめて,ちょっと落ち込んだ時とかに弾くとなぐさめになるんですけど。ギターを弾けるようになりたかった。でも親はそれをゆるしてくれなかったんですよね。
 子どもには好きなことをさせてあげたいです。「これしたらダメ」っていう否定形じゃなくて,「こんなことをさせてあげたい」っていうポジティブな方向の理想が僕にはあるんです。好きなこと,打ち込めることは一生の財産になる,この前友達が送ってくれた短編集にそんな内容の一節がありました。本当にその通りだなって思います。ひとつでも多くの趣味を持っていればもし趣味が消えるようなことがあっても幾つかは残ってくれるだろうと思うのです。趣味の無い人生は生きがいもなくて灰色ですよね。趣味が仕事だって人もいますけど。。
 子どもにさせてあげたいことはいっぱいあるんですけどそれは単なる自己満足なんですかね。。でも俺はたぶん結婚しないと思う。その前に死ぬ気がするのです。だいたい,こんな俺に価値を見出して一緒に暮らしてくれる人っているんですかね。。もし無事に結婚したとしても,子どもを授かることもないと思います。育てる自信が無いし,俺は精神疾患で人格も偏っているので遺伝させちゃうかもしれない。それが怖いのです。もし僕の人格や発病のしやすさが遺伝したら子どもに一生の苦しみを味わわせることになる。そんなのは罪だと思うのです。だから僕の家の血は弟が継ぐでしょう。

 今日はスケッチブックを持って出かけたんですけど,ひとつも描きたいと思えるものが無かった。。残念。絵という趣味を失ってしまって,さみしくて仕方ない。また描ける日が来ることを願っています。